ペットの遺影をおしゃれに作ってくれる作家さん6選|写真の選び方・背景・フォトフレームも解説

大切なペットを見送ったあと、「あの子の写真をきちんと飾ってあげたい」と思う方は少なくありません。スマホの中にはたくさんの写真があるのに、いざ遺影にしようとすると、どれを選べばいいのか、どんな形で飾ればいいのか迷ってしまいますよね。

ペットの遺影には、人のような決まりごとはありません。あなたが「この子らしい」と感じる一枚を、好きな形で残してあげることがいちばんの供養になります。写真をそのまま飾るのもよし、背景を整えてもらうのもよし、絵にしてもらうのもよし。選び方しだいで、毎日目にするたびに心がやわらぐ遺影になります。

この記事では、遺影に向いている写真の選び方や、おしゃれに見える背景・フォトフレームの工夫を解説したうえで、ペットの遺影づくりを心を込めて引き受けてくれる作家さん・工房を6つご紹介します。

この記事でわかること
✔ ペットの遺影を用意するタイミングと飾る意味
✔ 写真・写真加工・手描きの違いと選び方
✔ 遺影に向いている写真を選ぶコツ
✔ おしゃれに見える背景とフォトフレームの工夫
✔ ペットの遺影を作ってくれる作家さん6選
目次 [ close ]
  1. ペットの遺影とは?いつ用意すればいい?
    1. 用意するタイミングに決まりはない
    2. 遺影はペットロスの心の支えにも
  2. ペットの遺影は3種類。それぞれの特徴
    1. 写真をそのまま使う
    2. 写真を加工してもらう
    3. 手描きの絵にしてもらう
  3. 遺影に向いている写真の選び方
    1. 「この子らしい表情」を最優先に
    2. 目にピントが合っている写真を
    3. 元気だった頃の写真を選ぶ方が多い
    4. 写真の画質も確認しておく
    5. 元気なうちに「遺影向きの写真」を撮っておく
    6. 絵にしてもらうなら複数枚を送ろう
  4. おしゃれに見える背景とフォトフレームの工夫
    1. 背景はやわらかい色でシンプルに
    2. 名前や日付を入れるとぐっと遺影らしく
    3. フォトフレームは素材とサイズで選ぶ
    4. 手元供養のスペースとあわせて考える
  5. 作家さんに遺影を頼むときの流れと費用の目安
    1. 費用と納期の目安
  6. ペットの遺影を作ってくれる作家さん6選
    1. 1. ペット肖像画製作所|画材を選べる本格的な肖像画
    2. 2. 愛がいっぱいペットの絵(枝川真理)|後払いで頼める色鉛筆の細密画
    3. 3. 笑顔絵工房はれのひ|あたたかい似顔絵タッチの遺影イラスト
    4. 4. きゃんどる らっそくや|虹の橋や花をあしらうフルオーダー絵画
    5. 5. MAYACRAFT(片貝麻弥)|手頃に頼める色鉛筆の「レインボーアート」
    6. 6. FOTORETOCA(フォトレトカ)|写真を活かすメモリアルフォト加工
  7. 作家さん選びで迷ったときのポイント
    1. 依頼するときに伝えておきたいこと
  8. 遺影の飾り方と気をつけたいこと
    1. 飾る場所は家族が集まるところに
    2. 直射日光と湿気は避ける
    3. 記念日には遺影のまわりを整えて
    4. いつまで飾るかも自由
  9. ペットの遺影についてよくある質問
    1. Qペットの遺影は、葬儀に必ず必要ですか?
    2. Q遺影にする写真がピンぼけしか残っていません。
    3. Q生きているうちに遺影を用意するのは縁起が悪いですか?
    4. Q遺影と一緒に飾るものはありますか?
  10. まとめ

ペットの遺影とは?いつ用意すればいい?

遺影とは、亡くなった方をしのんで飾る写真や肖像のことです。ペットの場合も、火葬やお葬式のときに祭壇に飾ったり、そのあと自宅のメモリアルスペースに置いたりと、さまざまな場面で大切な役割を果たします。

用意するタイミングに決まりはない

ペット葬儀で遺影を飾りたい場合は、火葬の前までにスマホの写真をプリントしておくと安心です。コンビニのプリントサービスなら、L判や2L判をすぐに印刷できます。急いで用意した写真は、あとから作家さんに頼んで、四十九日や一周忌などの区切りに「ちゃんとした遺影」に作り直す方も多くいます。

四十九日の過ごし方については、ペット火葬後の49日(四十九日)完全ガイドでまとめています。

遺影はペットロスの心の支えにも

毎日あの子の顔を見られる場所があると、「今日も行ってくるね」「ただいま」と声をかける習慣が生まれます。遺影は、悲しみを無理に忘れるためではなく、あの子との関係を形を変えて続けていくための拠り所です。つらいときは無理に見なくてもかまいません。気持ちが落ち着いてから用意しても、まったく遅くありません。

ペットの遺影は3種類。それぞれの特徴

ペットの遺影は、大きく分けて「写真をそのまま使う」「写真を加工してもらう」「絵にしてもらう」の3つの方法があります。

種類 特徴 費用の目安 向いている方
写真をそのまま スマホやカメラの写真をプリントして額に入れる 数百円〜 すぐに用意したい方
写真加工 背景を差し替えたり、名前や日付を入れたりして整える 2,000円前後〜 写真の雰囲気を活かしつつ、遺影らしく整えたい方
手描きの絵 写真をもとに作家さんが描く。色鉛筆・水彩・油彩など 数千円〜数十万円 世界にひとつの形で残したい方

写真をそのまま使う

いちばん手軽で、思い立ったその日に用意できる方法です。表情や毛並みがそのまま残るので、「ありのままのあの子を見ていたい」という方に向いています。ただ、生活感のある背景や、少しぼやけた写真だと、飾ったときに物足りなく感じることもあります。

写真を加工してもらう

写っているあの子だけを切り抜いて、やさしい色の背景や花、空などに差し替えてもらう方法です。散らかった部屋で撮った写真でも、背景が変わるだけでぐっと遺影らしくなります。名前や生年月日、「ありがとう」などのメッセージを入れてもらえるのも魅力です。

手描きの絵にしてもらう

写真をもとに、作家さんが一枚一枚描き上げる方法です。色鉛筆のやさしいタッチ、水彩の透明感、油彩の重厚さなど、画材によって雰囲気が大きく変わります。ピンぼけの写真しか残っていない場合でも、複数の写真を見ながら描いてもらえるのは手描きならではです。費用と時間はかかりますが、そのぶん思い入れの深い一枚になります。

手描きのよいところ
○ 写真の不足やピンぼけを補える
○ 好きな背景やポーズにできる
○ 部屋に飾りやすい「作品」になる
気をつけたいところ
✕ 完成まで数週間〜数か月かかることも
✕ 写真よりも費用がかかる
✕ 作家さんとのイメージのすり合わせが必要

遺影に向いている写真の選び方

どの方法を選ぶ場合も、出来上がりを大きく左右するのが「元になる写真」です。迷ったときは、次のポイントを参考にしてみてください。

「この子らしい表情」を最優先に

きれいに撮れている写真よりも、家族が見て「あ、この顔だよね」と思える表情を選ぶのがいちばんです。おすまし顔、甘えるときの顔、ちょっと得意げな顔など、その子らしさが伝わる一枚を探してみましょう。家族で写真を見ながら「どれがいいかな」と話す時間も、あの子をしのぶ大切なひとときになります。

目にピントが合っている写真を

遺影は、見る人と目が合う写真が好まれます。カメラ目線で、目元にピントが合っている写真を選ぶと、生き生きとした印象になります。目線が外れていても、やさしい横顔が魅力的な写真なら、それも素敵な遺影になります。

元気だった頃の写真を選ぶ方が多い

晩年の写真を選ぶか、若い頃の写真を選ぶかは、ご家族しだいです。闘病中のやせた姿よりも、元気に走り回っていた頃の写真を選ぶ方が多いようです。一方で、「最後まで一緒に過ごした、年を重ねた顔こそ愛おしい」と晩年の写真を選ぶ方もいます。どちらが正しいということはありません。

写真の画質も確認しておく

大きく引き伸ばすと、画質の粗さが目立つことがあります。スマホの写真を使う場合は、SNSに投稿したものやスクリーンショットではなく、元の写真データを使いましょう。トリミングで顔だけを切り出すと、そのぶん画質が下がることも覚えておきたいポイントです。

写真選びのチェックリスト
☑ その子らしい表情が出ている
☑ 目元にピントが合っている
☑ 顔が影になっていない
☑ 元の写真データが残っている
☑ 毛の色が実物に近く写っている

元気なうちに「遺影向きの写真」を撮っておく

今そばにいる子がいる方は、元気なうちに遺影にも使える写真を撮っておくと安心です。特別な機材は必要なく、スマホで十分です。

遺影向きの写真を撮るコツ
☑ 窓際のやわらかい自然光で撮る(フラッシュは使わない)
☑ カメラをあの子の目の高さまで下げる
☑ おやつやおもちゃで、こちらに目線を向けてもらう
☑ 背景は白い壁や無地のカーテンなど、すっきりした場所で
☑ 連写で何枚も撮り、いちばんいい表情を残す

「いつか遺影に」と身構えなくても、日常のなかで少しだけ丁寧に撮るだけで十分です。撮りためた写真は、元気な今を楽しむための宝物にもなります。

絵にしてもらうなら複数枚を送ろう

作家さんに絵を頼む場合は、メインの写真のほかに、毛色がよくわかる写真や、体の模様が写っている写真もあわせて送ると、より本物に近い仕上がりになります。「しっぽの先だけ白い」「右耳が少し折れていた」など、その子だけの特徴を言葉で伝えるのもおすすめです。

おしゃれに見える背景とフォトフレームの工夫

同じ写真でも、背景やフレームを工夫するだけで印象はがらりと変わります。お部屋になじむ、やさしい遺影に仕上げるコツをご紹介します。

背景はやわらかい色でシンプルに

遺影の背景は、淡いパステルカラーや白、明るいグレーなど、あの子の毛色が引き立つシンプルな色がおすすめです。白い毛の子には淡いブルーやピンク、黒い毛の子にはクリームやベージュなど、毛色との組み合わせを考えると、写真全体が明るくまとまります。

花の背景
季節の花やあの子が好きだったお花を添えると、やわらかく華やかに
空や虹の背景
青空や虹を背景にすると、「虹の橋」をイメージしたやさしい雰囲気に
無地の背景
毛並みや表情がいちばん引き立ち、どんな部屋にもなじむ

名前や日付を入れるとぐっと遺影らしく

写真の下に、名前と生まれた日・旅立った日を入れると、それだけで遺影らしい落ち着いた雰囲気になります。「ありがとう」「ずっと大好き」など、家族からのひと言を添えるのも素敵です。写真加工や手描きを頼むときは、文字の書体や色まで相談できることが多いので、遠慮なく伝えてみましょう。

フォトフレームは素材とサイズで選ぶ

フォトフレームは、飾る場所の雰囲気に合わせて選ぶのがポイントです。

フレームの素材 雰囲気
木製 ナチュラルであたたかい。リビングに置いても違和感がない
白・パステルカラー やさしく明るい印象。淡い背景の写真と好相性
アンティーク調 落ち着いた雰囲気。油彩や色鉛筆画を上品に見せる
アクリル・ガラス すっきりモダン。写真加工の遺影と合わせやすい

サイズは、手元供養のスペースに置くならL判(89×127mm)や2L判(127×178mm)、壁に飾ったり存在感を出したりしたいならA4や六つ切りが目安です。骨壺やお花と一緒に並べるなら、骨壺より少し小さめのサイズにすると、全体のバランスがよくなります。

手元供養のスペースとあわせて考える

遺影の隣に、遺骨やお花、好きだったおもちゃなどを並べて、小さなメモリアルスペースを作る方も増えています。遺影を中心に置くと、自然と手を合わせたくなる場所になります。遺骨を自宅で保管する方法は、ペット火葬後の遺骨持ち帰りガイドもあわせてご覧ください。

作家さんに遺影を頼むときの流れと費用の目安

作家さんや工房に遺影を頼むときの、一般的な流れをご紹介します。作家さんによって細かな手順は違うので、まずはサイトの説明を確認してみてください。

STEP1
問い合わせ
サイトのフォームやメールで、作ってほしいもの・サイズ・予算を伝える
↓
STEP2
写真を送る
メインの写真と、毛色や模様がわかる写真をあわせて送る
↓
STEP3
内容の相談
背景・文字入れ・額の有無などを決め、見積もりを確認する
↓
STEP4
制作
作家さんが一枚ずつ仕上げる。途中で確認できる作家さんも
↓
STEP5
受け取り
発送または店頭で受け取り。お支払いは作家さんの案内に従う

費用と納期の目安

費用は、写真加工なら数千円、手描きなら数千円から数十万円と、方法や画材、サイズで大きく変わります。

依頼の内容 費用の目安 納期の目安
写真加工(背景差し替え・文字入れ) 2,000円前後〜 数日〜
色鉛筆のイラスト(はがき〜A4) 数千円〜 1週間前後〜
似顔絵タッチの遺影イラスト 6,000円前後〜 数週間
色鉛筆や水彩の細密画 1万円台〜数万円 1〜3か月
油彩などの本格的な肖像画 数万円〜数十万円 数か月〜

四十九日や一周忌に間に合わせたい場合は、日にちに余裕をもって早めに相談しましょう。人気の作家さんは、制作の順番待ちが数か月になることもあります。

ペットの遺影を作ってくれる作家さん6選

ここからは、ペットの遺影づくりに心を込めて取り組んでいる作家さん・工房をご紹介します。手描きの細密画から、手頃な色鉛筆イラスト、写真加工まで、選びやすいように幅広く選びました。

作家さん・工房 拠点 遺影のスタイル 価格の目安
ペット肖像画製作所 神奈川県横浜市 鉛筆・水彩・色鉛筆・コンテ・油彩の肖像画 要見積もり
愛がいっぱいペットの絵 兵庫県神戸市 色鉛筆・鉛筆の細密画(額装付き) 15,000円〜
笑顔絵工房はれのひ 福岡県福岡市 似顔絵タッチの遺影イラスト 6,000円〜
きゃんどる らっそくや 鹿児島県鹿児島市 虹や花を描き込むフルオーダー絵画 55,000円〜
MAYACRAFT 東京都江戸川区 色鉛筆の「レインボーアート」 2,500円前後〜
FOTORETOCA 鳥取県鳥取市 写真加工のメモリアルフォト 2,000円〜

※価格は2026年10月時点で各作家さんのサイトに掲載されていた内容です。サイズや画材、頭数などで変わるため、詳しくは各作家さんにお問い合わせください。

1. ペット肖像画製作所|画材を選べる本格的な肖像画

横浜・元町の画廊「フジムラコンテンポラリーアート」が手がける、ペット専門の肖像画工房です。サイトでは、人気の用途のひとつとして亡くなったペットの遺影が紹介されています。

鉛筆画・水彩画・色鉛筆画・コンテ擦筆画・油彩画の5つの画材から選ぶことができ、それぞれの画材を得意とする作家さんが細かく描き上げます。完成した絵は、提携する額縁工房で額装してもらうこともできます(有料)。来店のほか、オンラインでの打ち合わせにも対応しているので、遠方からでも相談しやすいのが特徴です。

♡ ペット肖像画製作所ならではの心づかい

✿ 画材ごとに専門の作家さんが描くので、仕上がりのタッチを選べる
✿ 背景や愛用品、多頭の描き込みも相談できる
✿ 完成した絵を見ながら額を選べる
✿ 打ち合わせにペットを連れていける(生前に頼みたい方にも)

こんな方におすすめ

✔ 一生飾っていける、本格的な肖像画を残したい方
✔ 油彩や水彩など、画材にこだわりたい方
✔ 額装まで含めて、プロにまるごと任せたい方

価格はサイトには載っておらず、画材やサイズに合わせて見積もりとなります。制作期間は2〜3か月が目安で、混み合う時期はさらにかかることがあるため、早めの相談がおすすめです。

ペット肖像画製作所のサイトを見る

2. 愛がいっぱいペットの絵(枝川真理)|後払いで頼める色鉛筆の細密画

神戸を拠点に、2007年から犬や猫などのペットの絵を描き続けている枝川真理さんの工房です。サイトのトップでは、亡くなったあの子をもう一度身近に感じたい方に向けた言葉がつづられていて、これまでに3,000点以上の作品を手がけてきた実績があります。

色鉛筆や鉛筆で、毛の一本一本まで描き込む細密画が持ち味です。完成した絵は額に入れて届けてもらえるので、受け取ったその日から飾ることができます。

♡ 愛がいっぱいペットの絵の魅力

✿ 毛並みや瞳の輝きまで描き込む、写真のようにリアルな色鉛筆画
✿ 額装して届くので、すぐに飾れる
✿ 絵が届いてからの後払い(7日以内の振込)で安心
✿ 電話やメールで気軽に相談できる

こんな方におすすめ

✔ 写真のようにリアルな姿で残したい方
✔ はじめての依頼で、仕上がりを見てから支払いたい方
✔ ふわふわの毛並みや、瞳の表情を大切にしたい方

色鉛筆画はSSサイズ15,000円から、鉛筆画は25,000円からです(2頭目以降は追加料金)。サイトの注文フォームやメールから依頼できます。

愛がいっぱいペットの絵のサイトを見る

3. 笑顔絵工房はれのひ|あたたかい似顔絵タッチの遺影イラスト

福岡市東区にある、似顔絵の工房です。人の遺影イラストも手がけていて、ペットも人と同じように「家族の一員」として遺影を描いてもらえるのが大きな特徴です。

写真をもとに、やわらかい似顔絵タッチで描き上げてくれます。服装や背景、文字を入れる内容なども相談でき、思い出の品を描き加えてもらうこともできます。チョークアートで仕上げる遺影も選べます。

♡ 笑顔絵工房はれのひの魅力

✿ 遺影のための専用メニューがあり、ペットも1名として描いてもらえる
✿ 背景や文字、思い出の品の描き込みまで相談できる
✿ 既製の額のほか、手作りの額も選べる
✿ 店頭で受け取れるほか、全国への発送にも対応

こんな方におすすめ

✔ リアルすぎない、やさしい雰囲気の遺影にしたい方
✔ 家族とペットを一緒に描いてほしい方
✔ 手頃な価格で、手描きの遺影を用意したい方

遺影イラストは2L判6,000円から、B4サイズ9,000円から、チョークアートはA3サイズ30,000円からが参考価格です。額は1,000円から用意されています。

笑顔絵工房はれのひのサイトを見る

4. きゃんどる らっそくや|虹の橋や花をあしらうフルオーダー絵画

鹿児島市を拠点に、キャンドルと絵画を制作している作家さんです。ペットメモリアルのためのフルオーダー絵画では、虹の橋や花、光などのモチーフを使い、天国で穏やかに過ごすあの子を思わせる、やさしい一枚に仕上げてくれます。

制作の前に、飼い主さんから写真と一緒に思い出話を聞き、色や雰囲気、背景を一緒に考えていくスタイルです。手描きの追悼キャンドルもあり、遺影の隣に灯す方もいます。

♡ らっそくやの心づかい

✿ 手元に写真が数枚しかなくても相談できると明記している
✿ 思い出話を聞いて、その子らしい色や雰囲気を決めてくれる
✿ 虹・花・光など、やさしいモチーフで天国のあの子を描く
✿ 遺影と一緒に飾れる、手描きの追悼キャンドルもある

こんな方におすすめ

✔ 写真が少なく、遺影にできる一枚がないと悩んでいる方
✔ 「虹の橋」のような、やさしい世界観で残したい方
✔ 作家さんと思い出を共有しながら作りたい方

オーダー絵画は3号サイズ55,000円から、追悼キャンドルは内容によって異なり、11,000円からです。見積もりは無料で、制作期間はご注文の混み具合によって変わるため、依頼するときに確認しておきましょう。

きゃんどる らっそくやのショップを見る

5. MAYACRAFT(片貝麻弥)|手頃に頼める色鉛筆の「レインボーアート」

東京都江戸川区の色鉛筆アーティスト、片貝麻弥さんのブランドです。虹の橋を渡った子を虹色のアートで描く「レインボーアート」は、ペットロスで沈んだ心を癒やしたいという思いから生まれました。

色鉛筆のやわらかなタッチと、虹色のグラデーションが印象的で、明るい雰囲気の遺影にしたい方にぴったりです。写真を受け取ってから5〜7営業日ほどで仕上げてもらえるので、四十九日などの節目にも間に合わせやすいでしょう。

♡ MAYACRAFTの魅力

✿ はがきサイズから頼めて、数千円で手描きの作品を残せる
✿ 完成画像を確認してから発送。修正にも対応してくれる
✿ 売上の一部を動物愛護団体へ寄付している
✿ 企業とのコラボなど、作品づくりの実績も豊富

こんな方におすすめ

✔ しんみりしすぎない、明るい遺影にしたい方
✔ 手頃な価格で、手描きの作品を残したい方
✔ 節目までに、早めに仕上げてほしい方

はがきサイズの原画やポストカードは2,500円前後から、A4サイズは3,500円からです(2頭目以降は追加料金)。注文後の写真のやりとりはLINEやInstagramが案内されています。なお、サイトのURLは2026年11月ごろに変更予定と告知されているので、見られない場合は名前で検索してみてください。

MAYACRAFTのサイトを見る

6. FOTORETOCA(フォトレトカ)|写真を活かすメモリアルフォト加工

鳥取市で写真のレタッチを手がける、個人運営の工房です。ペットのメモリアルフォトでは、写真からあの子を切り抜いて、遺影にふさわしい背景に差し替え、名前や思い出の言葉、生きた期間などを入れて仕上げてくれます。

「絵ではなく、写真そのものの表情を残したい」という方にぴったりの方法です。スマホで撮った何気ない写真が、きちんとした遺影に生まれ変わります。

♡ FOTORETOCAの魅力

✿ 背景の差し替えと文字入れで2,000円と、気軽に頼みやすい
✿ 名前や思い出の言葉、生きた期間を入れて遺影らしく仕上げる
✿ 英文のコメントを入れたデザインも選べる
✿ 写真の表情や毛並みを、そのまま残せる

こんな方におすすめ

✔ あの子の写真の表情を、そのまま遺影にしたい方
✔ 部屋で撮った写真の背景を、すっきり整えたい方
✔ 費用を抑えて、早めに遺影を用意したい方

背景の差し替えと文字入れのセットが2,000円、英文コメント入りは2,500円です。依頼の方法や納期は、サイトの案内ページで確認できます。

FOTORETOCAのサイトを見る

作家さん選びで迷ったときのポイント

6つの作家さん・工房をご紹介しましたが、「どこに頼めばいいか決められない」という方もいるかもしれません。迷ったときは、次の3つの視点で考えてみてください。

仕上がりの雰囲気
リアルな細密画か、やさしい似顔絵か、写真そのものか。部屋に飾ったときを想像して選ぶ
予算と納期
数千円から数十万円まで幅があるので、上限を決めてから相談する
やりとりのしやすさ
メール、LINE、来店など、自分に合う連絡方法の作家さんを選ぶ

特に大切なのは、あの子の写真を見せたときに、思い出話まで丁寧に聞いてくれるかどうかです。問い合わせのときの返事の言葉づかいや、こちらの気持ちへの寄り添い方も、作家さん選びの大きな手がかりになります。

依頼するときに伝えておきたいこと

問い合わせのときに伝えたいこと
☑ 遺影として飾りたいこと
☑ 希望のサイズと、額の有無
☑ 背景の色や、入れたい文字(名前・日付・メッセージ)
☑ 毛色や模様など、写真ではわかりにくい特徴
☑ 間に合わせたい日にち(四十九日・一周忌など)

「亡くなった子なので」と最初に伝えておくと、作家さんも気持ちに寄り添ったやりとりをしてくれます。写真を送るのがつらいときは、そのことを正直に伝えても大丈夫です。

遺影の飾り方と気をつけたいこと

飾る場所は家族が集まるところに

遺影を飾る場所に決まりはありません。リビングの棚やテレビの横など、家族が自然と目にする場所に置くと、あの子がいつもそばにいるように感じられます。仏壇や手元供養のスペースがあれば、そこに置くのもよいでしょう。

直射日光と湿気は避ける

写真も絵も、強い日差しに当たり続けると色があせてしまいます。窓際は避け、直射日光の当たらない場所に飾りましょう。湿気の多い場所では、カビや額の変形の原因になることもあります。手描きの作品は、作家さんに飾り方のアドバイスを聞いておくと安心です。

記念日には遺影のまわりを整えて

月命日や誕生日、うちに来た記念日などには、遺影のまわりに季節のお花や好きだったおやつを供えてみましょう。フレームを季節ごとに替えたり、写真を別の一枚に入れ替えたりするのも素敵です。遺影のまわりを整える時間そのものが、あの子と向き合う穏やかな時間になります。家族で「この写真のとき、こんなことがあったね」と話すきっかけにもなるでしょう。

いつまで飾るかも自由

遺影は、ずっと飾っていてもかまいませんし、気持ちの整理がついたら写真立てを替えたり、アルバムにしまったりしてもかまいません。見るとつらくなるときは、少しのあいだ伏せておくのも自然なことです。あなたの気持ちのペースを大切にしてください。

悲しみが続いてつらいときは、ペットロスで立ち直れないあなたへもあわせて読んでみてください。

ペットの遺影についてよくある質問

Qペットの遺影は、葬儀に必ず必要ですか?

A必ずしも必要ではありません。ただ、祭壇に遺影があると、ご家族がお別れをするときの心のよりどころになります。葬儀に間に合わなくても、あとからゆっくり用意して大丈夫です。

Q遺影にする写真がピンぼけしか残っていません。

A写真加工では限界がありますが、手描きの絵なら、複数の写真を組み合わせて描いてもらえることがあります。毛色や模様がわかる写真を何枚か送って相談してみましょう。

Q生きているうちに遺影を用意するのは縁起が悪いですか?

A縁起が悪いことはありません。元気なうちに絵を描いてもらい、まずは「今の姿」を楽しむ方もいます。作家さんによっては、ペットを連れて打ち合わせに行けるところもあります。

Q遺影と一緒に飾るものはありますか?

A遺骨やお花、好きだったおもちゃ、首輪などを一緒に並べる方が多いです。メモリアルグッズについては、ペット火葬とメモリアルグッズ完全ガイドも参考にしてください。

まとめ

ペットの遺影づくりのポイント
✔ 遺影に決まりはない。その子らしい一枚を選ぼう
✔ 写真・写真加工・手描きから、気持ちと予算に合う方法を
✔ 写真は表情と目元のピントを重視。元データを使う
✔ 背景はシンプルな色、名前や日付を入れると遺影らしく
✔ 節目に間に合わせたいなら、作家さんへは早めに相談

ペットの遺影は、あの子との思い出を形にして、これからも一緒に過ごしていくための大切な存在です。スマホの写真を見返す時間も、作家さんに思い出を話す時間も、あの子をしのぶかけがえのないひとときになります。

あなたが毎日「おはよう」と声をかけたくなる、とびきりの一枚を、ゆっくり選んであげてください。

やさしい光の中でほほえむ犬